一分間セミナー





1.時間の有効活用

一日24時間はみな平等に与えられています。だから時間をよそから借りたり、
購入して増やすことはできません。しかし、時間を売ったり買ったりすることはできなくても、
時間をつくる方法があります。

やってもやらなくても結果の変わらない仕事・成果を生み出さない仕事は思い切って捨てる。
なんとなくやっている仕事や資料作りは何のために行っていて、誰がいつ利用するか、
それによってどんなメリットがあるかを見直してください。
ところでマイクロソフトのビルゲイツさんの時給は1,250万円といわれておりますが、
あなたの時給はいくらくらいですか。あなたの時間の価値を知り、有効に使うことが、必要です。
まさに時は金なりです。あなたの時給に比べ割に合わない仕事で、ほかにやってもらえるものがあるかどうか
考えてみましょう。自分以外の誰かに振れる仕事は、思い切ってほかの人に引き取ってもらうか、
外注に出してしまう。何にどれだけの時間を費やしているかを把握し、優先順位をつけたり、
自由な時間をつくるための工夫をすることも重要です。
また、あなたの仕事を次のように知覚マップに描いてみましょう。





あなたの時間的価値が高ければ高いほど、A~Dのうち、A→B→C→Dの順に従い、
その仕事の業務担当者としての地位を辞めていき、ほかへ業務を引き継ぎ、もっと収益、
利益を生む活動であるC、Dのような業務に時間という限られた資源を集中させ、
最大の成果を出すことが経営者として求められているということです。
特にBのような仕事を経営者として、思い切って他に振れるものは振ることを検討してみてはいかがでしょうか。


2.経費の有効活動

必要経費等と言いますが、これは収益を獲得するのに欠くことのできない経費をいいます。
収益の確保のために必要な経費は削るものでなく、積極的に活用することが重要です。
問題となるのが、収益確保に全くつながらないか、又はその成果が薄い場合は、反対に思い切って見直す
必要があると思います。
まずは決算書等を使い、金額の大きいところから内容別に検討してみてはいかがでしょうか。